ストライプ染め

現在、娘用のタートルプルを放置しつつ、「星の昇る毛糸」という糸替えなしでただ編むだで夜空に星が光っているような染め方を思いついたので、試作で靴下を編んでいます。

放置しながら試作を編んでいる状態でありながら、上記の糸を染めるにあたって長い間どうやったら良いのだろうと染め方を悩んでいたことが解決出来たので、もう一つ試作を始めました。

ストライプに染める難しさ

どうやったら良いのかと悩んでいたのは、ストライプに毛糸を染める方法です。
いや、染め方は分かっているので、正しくは「時間と手間の短縮方法」を考えていました。

染めを始めた最初の頃に染めたストライプの靴下です。
こちらはソックブランクスという編み地を染めて解き、また糸にして手編みしたものです。
色がばらけつつストライプになるのが特徴なので、柔らかい印象にしあがります。
染める時に編み地なので1本がしっかり染まった糸にはならないです。

他にもいくつも染め方があるものの、どれをやっても私が試したでは手間と時間が掛るものや、染めの段階でカセが崩れやすい、たわみが起きやすく両足分がズレ染まるものなのど、希望のものとは違う一筋縄ではいかないものばかりでした。

何度か挑戦はしたものの1本の糸を染めるのに掛る時間が長すぎて、段々と気力が衰えてしまい、ストライプから遠ざかっていました。

試作染め

物事はいつまでもクヨクヨ悩まないで、一度忘れてしまうのは大事かもしれません。すっかりストライプの事から頭が離れていたのですが、前述にした「星の昇る毛糸」を考えて試しているうちに、いくつか数珠つなぎに良い方法が思い浮かびました。

早速ソックヤーン100gを半分に分けて、50gずつ2種の試し染めをしました。

1本目

まずは先ほどの写真と同じくソックブランクスのものを染めました。
この編み地を染め、解いてカセに巻きなおしてあります。
海外ではアートのように絵を描いてそのまま売ってますが、編みづらいし柄もそのまま出てくるわけではないので私は解いています。

編み地を解く訳ですからラーメンみたいな糸になります。
通常、ラーメン毛糸を伸ばすには「湯のし」という鍋やアイロンで蒸気を当ててするのですが、これも一つひらめいたおかげで時間短縮できました。

染め幅や色の調節が難しいので、同じ幅での繰り返しではないです。
しかしその反面、色がどの様に出るのかが分からないので編んで楽しいストライプでもあります。

工程の多い作業なのですが、糸に工夫をしたところ以前より早く完成出来ました。


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2本目

こちらは先ほどと反対で、1本1本がしっかり染まるストライプです。
普通のものとは、巻き方を替えて染めるとこうなります。
色の幅の調節も自在です。

手染めなので、もちろんある程度のズレは起きますが1本目に比べれば揃った繰り返しが可能です。
規則的で混ざる事もないので市販品に近い印象になります。

1本目の染め方は濃い色を染めてもバラけるので薄い印象になりますが、こちらはしっかりと色を保てます。

巻き方が何通りかある中で今回試したものが、たわみやズレなどがなく一番スムーズに作業が進められました。
染めたあとに洗いで糸が絡み崩れてしまうのも問題だったのですが、ここも縛り方を替えたことで崩れないようになりました。

試作編み

染まった糸を玉巻しました。
それぞれの柄を見たいのでスワッチを編みます。

靴下を編むことを考え、一般的な片方の編み幅を2.25㎜針で60目編みました。

一本目の糸はこのようになりました。黒いライン、赤いラインはかなり濃い色で染めたのですが、このようにばらけて柔らかい色になっています。
1本線になるよう染めているのですが、端までいってないものや途中かすれているものなど、思っていなかった部分もあります。

2本目の編み地はしっかりと色が分かれています。
思っていた通りに仕上がっていますし、色ムラもあり手染めらしさを感じます。

このように、同じストライプでも持ち味の違う編み地が出来ました。

以前からこの比較が出来る試作編みをしたいなと思っていたのですが、やっと形に出来て良かったです。
それぞれが特徴ある編み地なので、色や柄を考えながら今後はどちらのタイプも糸を染めていきたいと思っています。

今回染めた2つは、後で犬服を編むのに使う予定です。
ソックヤーンは洗濯しやすい糸なので、ペット服を編むのにいいですよね。
早く色々終わらせて、しましま服を着せたいと思います(^^)


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