テストでオーダー毛糸染め③

前々回、前回記事の続きです。

抜粋すると、お声掛けを戴いたP様にご協力してもらい、テスト(練習)という形でご要望に合わせ糸染めをすることになり、試し染めも概ね良好な感じで終えたのでいざ本番へ!!という内容です。

現在オーダーを受けているわけではないです(^^;)

 

というわけで、糸も用意し終えて本番用の糸の下準備をします。

下準備は、玉巻で販売されていた糸をカセ巻きに変えます。

7玉なので3玉分と4玉分に分けました。

4玉分のほうはボリュームを感じました。

ボリュームがあるという事は、重なりが多くなり下になっている糸までよく確認しないと、均等に色がつかなくなります。

糸の上の方だけ色がついていて、下になっていた巻きには色がついてないのでは困ります。

染める量が増える場合はこの辺も気にしなければと思いました。

 


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試作をしたのは1玉分の糸ですが、染める際の染料の具合を写真に取ってあったので、その写真を見ながらご要望のに合わせ「青を2割減」になるよう配置しました。

ちなみに、染料は試作と同じ色を使っていました。

そして染まったのはこちら。

!?

何そのピンク!!!

いや、青も2割減にしたけど幅が広いよ!!!

動揺してカセを縛ってみましたが、どうやって見ようがピンク凄いです(;ω;)

違う!前回の試作と全然違うよ!!!

これが全然のなので明らかにピンクの量がおかしいです(T_T)

 

試作と毛糸の量が違うので染料のつけ具合を間違えたからです。

重なる下の糸を気にしてばかりいたので、余計につけてしまい、表面上はそう大差ないように見えても大幅な違いが出たのだと思います。

青も2割減を目指したのに、同じ理由で幅広くなり結果的につけた位置は減らしてあっても青の量は変わっていない結果となりました。

ちょっとした量の違いだったと思うのですが、大きく結果が変わり、自分の技術力の低さを痛感しました(T_T)

 

P様にも残念ですと結果を伝えたところ、やはりピンクが多すぎるという事で今回はご購入無しという結果になりました。

そしてピンクに関して更に、試作の時点では少ない量だったので写真では色味をよく確認出来てなかったそうで気がつかなかったけれど、ご希望の色ではなかったそうです。

そんな点から、先に色別の見本が必要だったのでは?と反省しました。

 

ピンクの部分だけ紫に染め変えれませんか?というご質問も戴きました。

出来ない事はないのでしょうが、数あるバラバラなピンク部分だけを狙ってというのは大変だと思いますし、何より今回の糸が純毛100%なので何度も染めるのは風合いが落ちフェルト化する恐れがあります。

この点も先にお伝えし忘れたところです。

防縮加工のされていない糸はどうしても風合いが落ちてしまいます。

ソックヤーンや防縮ウールで染めることが多いのは、そういった心配が少ないからです。

また、アクリルは別の染料を使用しないと染まらないので、アクリル混のものはアクリル部分だけが染まらないです。

このような糸染めについての情報も、何か分かりやすい感じでお伝えするべきでした。

 

今回、私にもP様にも時間的に余裕が無く、再度の挑戦が出来ずここで終了としました。

P様にはお時間を費やして戴いたのにも関わらずこの様な結果になり、とても申し訳無いことをしてしまいました。

それにも関わらずとてもお気遣いして下さり、オーダーが可能になった際はまた…とお優しいお声を掛けて下さいました。

やってみないと分からない事を一通り経験出来たので、改善点も分かりました。

私も諦めずに今度は自信を持ってお渡しが出来るよう、下準備をしていきたいと思っています(*´ω`*)


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